こんにちわ!休日はもっぱらおうち映画派なイヴ(@DCdramaloud)です。
今回は、2002年公開の映画「アイ・スパイ」について。あらすじや登場人物、ロケ地も特定してみました。
スパイ・エージェントのアレックスが、民間人の協力者・ケリーとともに任務にあたるスパイ・コメディ映画です。
エディー・マーフィーとオーウェン・ウィルソンという、豪華なコンビも見どころです。
Contents
【少しネタバレあり】「アイ・スパイ」のあらすじ

(結末は書いていませんのでご安心を!!)
場所は、ウズベキスタン山奥のウズベキスタン軍、捕虜収容所。
スパイのアレックス・スコットが、いきなり雪崩に巻き込まれるところからはじまります。
同じく雪崩には、ジェット機を盗んだ裏切り者・パーシーも巻き込まれていて。
捕まえたけど、彼は足を骨折したので、アレックスが背負って必死にロシア軍の銃撃戦から逃げる…というシーン。
だけどロシア軍の銃弾に当たって、パーシーは即死。
「生かしておく」のが組織の命令だったのに、アレックスの残念さが浮き彫り…
そのあと、彼は任務でハンガリーの首都・ブダペストへ行くことに。
任務の会議のために、組織本部に行っても、「優秀でもドジは踏む、しょげるなよ」って他のスパイに任務の失敗をいじられてて。
組織もしょぼいスパイ・グッズを用意してて、あんまり期待してないみたい(笑)
いざ会議に出ると、任務の相棒はかわいい女スパイ・レイチェルではなく落ち込むアレックス。
本当は、パーシーからジェット機を受け取った武器商人・ガンダーズが開くであろう、パーティーに潜入する任務です。
ガンダーズはボクシング好き。ちょうどブダペストで、ボクシングの大きな試合が行われるのにあわせて盛大にパーティーをするのです。
出席者はみんな、国際的な大悪党たち…ジェット機が奴らに渡れば大惨事。

しかも、テレビの試合中継を見ながら「ただのアホ」って言ってたボクサー・ケリーが、民間人の協力者として、一緒にパーティーに出席することに。
ケリーは57戦無敗のボクサー、ブダペストでは欧州王者と戦うことになっているからです。
それを知って、テレビに映るケリーを見て「頭痛がする」とまで言い放つアレックス。
だけどそれはビデオ・チャットで、悪口はぜーんぶケリーにつつぬけ。出会いから最悪のふたり。
しかもケリーは、アレックスと正反対の超きまぐれ、自己中。
頼まれたことなのに、時間通りにパーティーに行こうとしない。
「君はスパイだ」とアレックスが諭しても、知らない女についていこうとするし。
でもアレックスもただものじゃない。スパイならではの「どっきり」をしかけたり、ほめたりしてケリーをいい気にさせて。
それで任務に協力させます。
だけど、ふとしたことからまた、ふたりは仲たがい。
ケリーとアレックスは殴り合いのけんかの末、完全に。
ケリーの協力なしでアレックスは潜入へ、ケリーはもやもやしたままボクシングの大会へ…
この任務の結末、ほんとうに見逃せません。
【ネタバレあり】アレックスとケリーが、心をかよわせたのは…?

最初はいがみあってた二人が、心を通わせたシーンも見どころ。
それは、敵から逃げた先の下水道(笑)もちろん臭いしじめじめしてるけど、地上ではみんなが探し回ってるから、地上に出るわけにいかず。
夜更けまでそこで時間を過ごさなきゃいけないってときに、お互いの生い立ちのことを話す流れに。
だって他に何かやらないと、ニオイで気が狂いそうになるから(笑)
そうすると、二人の生い立ちは意外にも一緒。
ケリーがおばあちゃんに育てられたという過去を知ると、親近感がわいたらしいアレックス。
すると、レイチェルのことが好きだと打ち明けます。
この時間で打ち解けたふたりは、ケリーがレイチェルとの仲を取り持ったり、アドバイスしたりして。
これも見どころのひとつです。
豪華なキャスト陣!エディー・マーフィーだけじゃなく…

もともと、「アイ・スパイ」は1960年代にアメリカで放送されていたテレビドラマのリメイク作なんだとか。
もちろんキャスト陣は総入れ替えだけど。
エディー・マーフィーは超コミカルな役どころでした。
無敵のボクサーということで、身体もしぼってあって。
すっごく強いのにお調子者で、いつかバチが当たるんじゃないか…?って。
女好きだし、タトゥー入れまくってるし。
この人が、どうやって残念アレックスと任務をやっていくのか、見どころだと思います。
普段はボクシングの王者で無敵なのに、敵に見つかって逃げるときは、アレックスに言われるがまま。
武器を使ったり、変装したり、あわてぶりが最高です。ぜんぜんたくましくない(笑)

アレックスも真面目だけどちょっと残念なスパイ。逃げるのも、道具を使うのもスマートにはいかない。
アレックスを演じたのは、オーウェン・ウィルソン。
もともとジャッキー・チェンと共演した映画「シャンハイ・ナイト」や「シャンハイ・ムーン」などがヒットしたことがきっかけで、ハリウッド俳優として人気者に。
だからアクション系の演技にはもともと定評があるけど、私は今までそういうイメージがなかったので驚きです。
どっちかというと「ミッドナイト・イン・パリ」や「マイ・ファニー・レディ」で演じたような、文化人っぽい役の印象が強くて。
それでもちょっと残念でヒモっぽさを感じるのは変わらないか(笑)
【少しネタバレあり】「アイ・スパイ」のロケ地はハンガリー!

舞台はハンガリーのブダペスト。
ということで、ロケ地に使われた場所を紹介してみます。
ブダ王宮

ケリーの試合の前日に、ガンダーズがボクシングのパーティーを開催した場所。
王宮の前の、見晴らしのよい広場が舞台になっています。
小さなボクシングのリングが作られていて、すでに前哨戦が行われていました。華やかな雰囲気。
アレックスはここで、ケリーに「騒ぎを起こせ」と指示。
招待客をひきつけておく間に、アレックスは王宮の中でジェット機の取引をしているガンダーズのもとへ張り込みをすることに。
だけどしょぼいスパイグッズとケリーの余計なお世話のせいで、すぐに敵に見つかってしまい…
ケーブルカー

王宮があるのは、ブダペストの丘の上。
ケーブルカーに乗って、ふたりが丘からドナウ川沿いに降りるシーンです。
追手はすぐそこまで来てるのに、ケーブルカーだからスピードは遅い。
ケリーは「遅すぎだろ!」ってイライラしています。
もちろん追手はすぐにケーブルカーに追いつく。
ケーブルカーの外から攻撃を受けないように、あの手この手でアレックスも大奮闘します。
鎖橋

ケーブルカーを乗り捨てて、気球にぶら下がって逃げるシーン。
自由橋をバックに、すごくマヌケなシーン(笑)
それと、物語の終盤では、ガンダーズが橋の上でジェット機を披露するシーンも。
やっぱり、夜に浮かび上がる自由橋は絵になるな…
漁夫の砦

像の周りを、ケリーが運転する車で「出口がないぞ」って何周もぐるぐるするシーン(笑)
出口がないんじゃなくて、像の周りをぐるぐるしてるだけ。
夜のシーン、砦の白さが映えます。だけど車のままじゃ、丘を降りるのはムリ。
砦のすぐそばのレストランで、車と引きかえに古いバイクで逃げることに。
階段をバイクで降りていく…(笑)
黄色いトラム

ブダペストの街をゆったり走る、風物詩的な存在。
トラムが横切る前に逃げ切って、追手を見事にまきました。
温泉
ブダペストの中心部には、温泉施設がいくつもあります。
次の任務は、温泉への潜入。ガンダーズが温泉を満喫しているということで。
温泉とはいうけど、なんだかスパというかプールというか…ちょっと宮殿っぽい豪華さもある温泉です。
ふたりは、派手な銃撃戦を繰り広げます。だけど逃げられてしまい…
このように、ブダペストを舞台にしているだけあって、どのシーンも華やかで豪華です。
こんな街でスパイアクションをやるってだけで、かっこわるいはずの二人もサマにw
個人的に、ブダペストの街並みが好きなので、そのへんは楽しんで見ることができました。
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本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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