こんにちわ!ディズニー・チャンネルのドラマがだいすきなイヴ(@DCdramaloud)です。
今日は「ガール・ミーツ・ワールド」のライリー役でおなじみの、ローワン・ブランチャード主演のドラマ映画「インビジブル・シスター」のあらすじやネタバレ、感想をお届けします。
2016年1月に日本初放送だったこの映画、実はハロウィンパーティーが舞台なんですよね。
ローワンのゴス風のメイクや、青いドレスと仮面の衣装も話題になりました。
まずは登場人物をかるーく把握して、ストーリーを説明します。
(ほぼネタバレなので、ご注意ください)
Contents
「インビジブル・シスター」主要人物
クレオ:高校生。頭の回転が速く、科学が得意。ファッションはちょっとゴスっぽい(囲み目アイライン)、好きな音楽もパンク寄り。自分はいつも人気者の姉の影にいる存在で、だれにも見えてないと思ってる。
モリー:クレオの姉。学校の人気者でラクロスチームのリーダー。実はクレオのことをうらやましい(科学が得意で)と思っている。愛車のオープンカーで毎朝クレオと登校。クーグは彼氏。
ジョージ:唯一クレオの存在に気づいてる、いい男友達。こっちも科学が得意。女の子としゃべりたいけどうまくいかない。今のファッション、時代はブダペストらしい…
ニッキー:モリーの親友でチームメイト。元気いっぱいだけど実は自信がない。ジョージはひそかにニッキーをデートに誘いたがってるけど…
クーグ:モリーの彼氏だけど、バカ。本当にバカ。人気者だけど、人の名前と顔を覚えてない失礼な人。でも、モリーに対してはすごく一途。お人よし。
カーター:サッカー部の男子。巻き毛のイケメン。相反するクレオに話しかけているのは、実をいうと…
ここまで把握すればOK。さあ、ストーリーの展開をおっていきましょう。
「インビジブル・シスター」のはじまりは…
私たちの周りは、見えないものでいっぱい。
人って、目に見えるものを気にするでしょ?
―あと、見えるけど目立たなくて気づかれないもの(も周りにある)。
実際、すごく身近なところでも、お互いすぐそばで(目に見えるものと目立たなくて気づかれないものが)隣り合ってたりする。
という、主人公・クレオのつぶやきから物語はスタート。
見えるもの→姉のモリー(人気者)
見えないもの→クレオ
です。
姉のオープンカーに乗って高校に登校したクレオは、自分は姉の影に隠れていると思い込んでます。
パーティーそっちのけで科学の実験に取り組むクレオ、姉を消してしまう
そんなクレオが得意なのは科学。授業後、先生に科学の新しい課題を出されます。
まずは、実験に必要な道具を自ら作ることになりました。科学の成績がこれにかかってるとなれば、がんばらないと!
その後、男友達のジョージと校内を歩いていたら、カーターという男子に話しかけられたクレオ。試験勉強に誘われます。
でも、彼は体育会系男子グループにいる。
クレオはガリ勉な自分がからかわれてると思い、イヤミな受け答えを…ジョージは「好きな子がデートに誘ってくれたのになんで断るんだよ」ってわかってるみたいだけど。
お姉ちゃんにもフローズンヨーグルトを食べに行こうと、ほかのイケてるグループの生徒たちと一緒に誘われたけど、まあ気が向かないよね。
街はどこもかしこもハロウィンムード。
場面は変わって、クレオの家。
この日の夜から、クレオの両親は休暇で旅行に出ます。ってことは、クレオとモリーはおるすばん…
夜、モリーはラクロス部の面々や友達とおうちでパーティー、大騒ぎ。クレオはジョージと科学実験のつもりだったのに…
これじゃそれどころじゃないよ。しかも実験はうまくいかないし…
ふいのタイミングで、クレオが実験してるところにちょうちょが入ってくる。
「ちょっと、出てってよ!」と手でおいはらうと、試験管に手がぶつかって実験中の液体が別の液体と混ざって、それがちょうちょに降りかかって…
ビーカーはぶくぶくなってるし、これってやばいのでは?
液体のついたちょうちょは透明に。
予期しなかった実験結果だけど、冷製にクレオはちょうちょを瓶に閉じ込めます。でも動揺して瓶を割り、逃がしてしまう。
実験道具もめちゃくちゃ…
虫取りあみでつかまえようとするけど、透明だからつかまえるのに一心不乱。
でもちょうちょは外に逃げ、行方がわからなくなってしまいました…
さて、(パーティーなんかやってたけど)明日は大事なラクロスの試合。
それに備えて、就寝前のルーティーンのひとつ「ジンジャードリンク」を飲もうとするモリー。
すると、そこに逃げたはずのちょうちょが迷い込み、ジンジャードリンクの中に落ちてしまいます!
何も知らないモリーはとうめいなちょうちょ入りドリンクを飲み、就寝…
次の朝目覚めて、鏡の前ではみがきしようとすると、モリーは透明に!
モリーの悲鳴に飛び起きるクレオ。
モリーのいるはずのバスルームに入っても、そこには誰もいない…透明人間が顔を洗っているという事実に、モリーもクレオも大パニック。
クレオはすぐ、自分の実験のせいだと気がつきます。
モリーもドリンクを飲んだときの違和感にすぐ気づく。
それでも学校に行かなきゃいけない!
モリーは大事なラクロスの試合、大学からスカウトも来るし、学校を休むわけにはいかない。
だけど時間が経つたびに、モリーはどんどん透明に…
そこで、クレオがモリーのするはずだった「オズの魔法使い」のドロシーの仮装をして、モリーとして登校することに(声も体系も似ているから、仮面をつければバレないって)。
んでモリーもついていって、もとにもどれるよう実験に必要なものをそろえに行くことに。
今日はドタバタな一日になりそう、と実感したクレオなのです。
第一関門、親友・ニッキーを信じこませる
学校についたら、まずはモリーのチームメイトに挨拶です。
親友のニッキーは魔法使いの仮装で登校。一瞬「…モリー?」と怪しまれるも、モリーのふりをしたクレオに「病気って聞いてたから心配した」と抱き着きます。
よし、親友を信じ込ませたらこっちのものです(笑)ニッキーは、今夜の資金集めハロウィンパーティーの主催なんだけど、すごく不安そう。
そこにやってきたモリーの彼氏・クーグも心配するけど、余計な接触したらバレちゃうから距離をおいて。
つづいて、クレオが学校にいないのを心配して電話をかけてきた、ジョージのことも信じこませます。
遠目にドロシーの仮装を見て「かわいい、好きになっちゃいそう」って(笑)
試合前の円陣タイム
透明人間なモリーは実験室へ高性能の顕微鏡を取りに行き、その間クレオはモリーとして「試合前の円陣タイム」へ。
チームメイトどうしの絆を深めて気合を入れるんです。
「私あんなのできない…」と弱気なクレオ。
いつもの流れもわかんないから、ニッキーに答えを教えてもらいながら。「念のため真実のうさちゃんのルールを説明して?」と。
うさぎのぬいぐるみを持った人が、心に思ったことを打ち明けて、試合前に気持ちを整えるんだって。
ニッキーは、モリーへの感謝を述べました。
盗み聞きしてる透明人間の本人はちょっとジーンときてる。
モリーことクレオは、本音を話すなんてムリだと思いながらも、クレオとしての本心を語りました。モリーじゃなくてクレオとして。
いっぽう、実験室にいるジョージと、こっそり顕微鏡を拝借しようとするモリー。
そこにやってきたのは、クレオを勉強に誘ってたカーター!
実は彼も科学が得意で、州政府から奨学金もらってたくらい賢いんです。でも「あんまりそういうのは知られたくない」って。
クレオがいないこともちょっとショックみたい。
んで、それを盗み聞きしたモリーは、顕微鏡を手にクレオのもとへダッシュ!
円陣中のクレオをひっぺがして伝えても「私みたいな子のこと…」って。それに、やらなきゃいけないことはモリーをもとに戻すことだもん。
でも黙っていられないモリーは、彼氏のカーターの着ていた着ぐるみを拝借し、クレオのふりをしてカーターに接近。
ジョージにもかなり怪しまれてるけど(笑)趣味や好きなものを聞こうとするも、着ぐるみを着たモリーの姿はどんどん透明に…!
そう、時間がたつと着ているものも透明。
でも、ぎりぎりのところでカーターを今夜のパーティーのデートに誘います。クレオとして。
その後ジョージにも、ぜんぶのことがバレてしまいました…んで、彼も協力して、モリーをもとに戻すことに。
クレオ、人生初のラクロスの試合へ
授業はなんとか終わったけど、次は大事なラクロスの試合。
ラクロスなんてやったことないクレオだけど、モリーがそばにいてどうすればいいか教えるから、クレオが試合に出ることに。
チームメイトといるときのモリーの気持ちを知って、クレオも決心できたみたい。だって大学からスカウトがやって来てるんだもん、モリーの将来が決まる試合…
実際はボールを頭に受けちゃって相手にゴールを許しちゃったけど、その後はモリーのサポート?(透明人間じゃなければ反則)もあって、クレオは大活躍。
「モリー、モリー!」と大歓声を浴びました。
試合後、モリーをもとに戻すための実験を続けるクレオたち。
でも、今夜の12時までに中和剤をさがして、モリーをもとに戻さないと、彼女は一生このままかもしれないということに気づきます。
まずはあのときの実験を再現して、液体に何が入っていたのか正体をつきとめるところから。
(実験ってそんなもの)
モリーとクレオは墓場でちょうちょを捕まえることに。でも、ぜんぜん見つからない…
ふたりとも、うまくいくか不安で「怖い」と本音をもらします。「大丈夫だよ」とクレオが声をかけたタイミングで、ちょうちょを発見!
モリーは木に登ってつかまえようとするけど、落下してふたりとも泥まみれに…
大丈夫なんかじゃないし「もうどうでもいい」とやっきになるモリー。「科学が得意だからってなに?人をばかにしたような言い方とか…」とつい本音をクレオにはいちゃいました。
ひとりになりたいって、どこかへいなくなってしまい…
そこで「モリーの妹でいるのも楽じゃないの…だってモリーは輝いて、その光にみんな惹きつけられるの。ときどきつらくなるんだ。だって、私だって輝きたいから…輝けないのは、モリーのせいにしていた。いろいろ素直になれなくて…フローズンヨーグルト行けばよかった」とクレオも本音が。
それを聞いてたモリーの手には、瓶の中に入ったちょうちょが。
ふたりとも、姉妹の絆を再確認し、ジョージが実験の準備をする学校へ向かいます。
お互いがお互いのこと、うらやましいと思っていたんです。クレオは科学ができるし、モリーは人気者でラクロスチームのリーダーだから。
実験再開、パーティーへ
透明人間のモリーがうまく実験室の中に侵入し、
(警備員の目をかいくぐって)
クレオとジョージは実験を再開。でも、やっぱりうまくいかない…
ジョージは、科学のむずかしい内容がわかる人(=カーター)に頼ることを提案。
彼のいるハロウィンパーティーへと向かいます。
クレオは「カーターが好きなんだと思われてからかわれちゃう」と乗りきじゃないみたいだけど。
会場でクーグにも協力してもらい、カーターを探しにパーティー会場へ。
やがて、仲間と話すカーターを発見。でも、クマの着ぐるみを着ていないクレオに困惑。
だって「いつも気のない感じなのに、今日はいい雰囲気で。かと思ったらこんな時間に現れて…」って。
そのことを謝ったうえで「なかよくなりたいと思ってた」と伝えたクレオ。
「もっといろんな話がしたいの。でも、そのまえにちょっと助けて…見えないけど、自分の目で確かめて」と物置に来るよう伝えました。
その後、ジョージやクーグとともに、物置で透明人間になったモリーとご対面。そりゃ卒倒ですわ…
正気を取り戻し、物質の解析をしようとするも、カーターが見ても構造が複雑らしく。
タイムリミットは残り僅か。
実験に必要なものは会場から拝借して、物置で実験スタート!
もとに戻すため、物質からの蒸留水をあつめて、モリーに飲ませようとする直前、「開けないと居残りじゃすまないぞ!」と扉のドアをたたくのは先生!
12時まであと数十秒なのに、モリーは蒸留水のコップを置いてドアを開け、先生を呼び込みます。
なぜかって?もとに戻る前に、先生にクレオの実験結果を見せたかったから。
先生がそれを見た瞬間、時計の12時の鐘が鳴り響く。
その後、すぐに蒸留水を飲んでも、何も反応なし。
「世界に誇るべき大発見」を見てもらったけど、もうモリーは元に戻らない…
「短めに見積もったタイムリミットだから、何かが足りないってことだ」と気づいたカーター。
そう、あのときちょうちょと一緒に飲んだのはジンジャードリンク…元に戻るには、酸性のドリンクも飲まなきゃダメってこと。
「どんな結果になっても、今日一緒にいられて本当によかった」「私も」とお互い伝えあって、ジンジャードリンクをモリーが飲んでみると…あら不思議!
モリーの身体はもとどおりに。感動のワンシーンです。
ハロウィンパーティーはまだまだ続く
で、もとどおりになったモリーと他の面々はみんなパーティーへ戻って行きました。
クレオは先生に評価してもらったうえで、来月大きな学会でこの実験のことを報告することに。
その後、カーターも「今日は大変な夜だったね。だけど…一緒に踊らない?」とクレオをパーティーに誘ったのでした。手をつないで。
この日のことでクレオが気づいたのは、「見えるものと見えないものの境目はほとんどない」ってこと。
急に見えなかったものが見えるようになることもあるしね。
本当に見えるものは自分の中にある。
だから怖からずに、自分らしくいればいいってこと。みんな、見てくれるから…と。
みんなでフローズンヨーグルトを食べながら、物語は幕を閉じました。
感想というか全体を通して…
妹の実験によって透明人間になっちゃった姉と、元に戻すために奔走する妹。
そのドタバタ劇のなかで、絆を再確認しあうシーンがいくつもありました。
実際、透明人間になったのは姉のモリーだけなんですが、
モリーのふりをしているクレオに先生が話しかけて、クレオをとても評価していることを知ったり、
そこに親友のニッキーが話しかけて、モリーをすごく信頼していると知ったりして。
そういったシーンが多かったように思えます。
モリーもクレオもそれぞれ本当は悩みがあって…
周りにはわからないけど、もう一方がそこに実在しているのだから、お互いの良いところを再確認しているといってもいいのかな。
ハロウィン前夜に起こる大事件。仮装の参考になるかも?
んで、物語はハロウィンの前夜にはじまったんですが…
作中ではいろんな仮装が出て来て、個人的におもしろかったです。
モリーとその仲間たちは、みんなで「オズの魔法使い」の登場人物の仮装をして、ハロウィンを楽しんでいます(もちろんモリーは、主役のドロシー)。
ほかにも、ガイコツやオバケなど、わりとガチの仮装をしている人もたくさんいました。
主人公のクレオはそういうの趣味じゃないって感じなんですけどね。
ハロウィンの仮装の参考になるかも??です。
クレオはこんな仮装してました。
そこに仮面をつけるってナイスアイデアだと思う!
ちなみに、テレビ映画「インビジブル・シスター」のエンディングソングは、
Bea Millerの「I Dare You」です。
もちろん、歌詞を訳しています。
困難に立ち向かった姉妹ふたりのことを歌ったような歌詞です。
ぜひチェック!!

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